ーgakkoukenshin
学校検診について
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学校検診について
新学期になると学校で健康診断が行われます。
眼科に関しては視力の他に眼の疾病や病気の有無を調べることが決められていて、学校での視力検査は「3.7.0方式」という方法でA~Dという等級で判定されており学業に影響がないかを視力表という表を用いて検査します。
A以外の検査結果で学校から「眼科受診のすすめ」という用紙が配布され後日眼科にて二次検査を受けることになります。
用紙を受け取ったらできる限り早めに受診することをお勧めします。
普段眼鏡を使用している場合は必ず持参しましょう。
視力に不安がある場合はA判定の場合でも眼科で検査し現状を知ることが重要です。
学校での検査はあくまで簡易的なもので周りに他の生徒がいることで集中できないことが多く
「学校検査ではA判定だったが実際眼科で検査したらCだった」や
逆に「学校検査でB判定だったが再度、眼科で調べるとA判定で問題なかった。」ということは珍しくありません。
お子様の眼が今、どういう状態なのかを把握することが重要です。
学校検査では視力の他にも結膜炎やまつ毛、瞼、角膜の異常等、外眼部の検査や眼位(斜視の有無)の確認を行います。
結膜炎はアレルギー性(花粉が原因)やウイルス性があり眼科での治療が必要です。
また、お子様の場合まつ毛が内側に向いてしまい角膜を傷つけると目やにが出ることがあります。
目やにの量がひどく多い場合は見え方が悪くなってしまうこともあるので目薬での治療が必要になります。
視力の発達は5~6歳ごろまでにある程度完成されますが、中には定期的な検診で視力の発達不良が見逃されてしまう場合があります。
そういったお子様を見つけて眼科での適切な治療、眼鏡の処方をしていくのが目的です。
視力の発達に問題がなくても小学生のころからは近視が進行してきます。
お子様の視力は変動しやすいので、お子様の今の眼の状態に合わせて眼鏡の処方を考える事が必要です。
見えづらい状態で生活を送ると眼精疲労が蓄積し自律神経系の異常や胃に関する病気にかかってしまう恐れもあるため
眼の状態を確認し早いうちから治療することが重要です。
学校検診は年に一度のスクリーニング検査です。
お子様は成長スピードが速くその分、眼の状態に変化が起こりやすい時期です。
お子様の今の眼の状態を把握し適切な治療を行うことが大切で
学校検診で再検査の結果が出たお子様はもちろん
普段から目に関して気になることがあるお子様も必ず眼科を受診してください。